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熱硬化性樹脂の特性
(Thermosetting-Plastic)

プラスチックを二つに大別すると、熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂に分けることができます。

熱硬化性樹脂は高温(130℃〜180℃)高圧の金型内で、化学反応を起こし、網目状の分子構造をもつプラスチックに成形されます。それ故に耐熱性が優れ、硬く、変形しにくい特徴があります。

一般に目にする物は、自動車の灰皿、鍋釜の摘み、持ち手、家庭用ブレーカー等ですが、多くの場合は電機部品として器具の内部に入り、電気安全性の面から、耐アーク、耐トラッキング等「縁の下の力持ち」として重要な役割を担っています。

長所
  1. 耐熱性が高い。
  2. 表面が硬い。
  3. 耐炎性テストで滴下(溶け出す現象)がない。
    万一、燃えても原型をとどめて灰化する。
  4. ガラス転移点がない(強度)。高温特性が良好。
  5. 肉厚でもヒケが出ない。
  6. もともと難燃性のため副資材に、人体に良くない難燃材が入っていない。
短所
  1. 成形加工業者が少ない。
  2. 成形に手間がかかる。
  3. 硬いため脆い(衝撃強度)。
  4. リサイクルできない。
    (※但し「ガラス入りエンプラ」でも実際はリサイクルできない)
その歴史

戦前から使用され、名前の由来は松の木の樹皮につく「まつやに」に似ていることから「樹脂」と名が付いたそうであります。

そして「熱」により固まる、硬化することから「熱硬化性樹脂」となりました。

熱硬化性樹脂の特性を活かした使用例

※画像は松下電工株式会社より許可を得て、同社カタログより転載しております。
電気関係
ユリア樹脂成形材料
ユリア樹脂成形材料
電子関係
ポリエステル樹脂成形材料
ポリエステル樹脂成形材料
電力関係
自動車
家庭用品
メラミン樹脂成形材料(シルキー)
メラミン樹脂成形材料(シルキー)
フェノール樹脂成形材料(木漆)
フェノール樹脂成形材料(木漆)
メラミン樹脂成形材料
メラミン樹脂成形材料
フェノール樹脂成形材料
フェノール樹脂成形材料